リトルカブ用のパワースタンドを取り付け【仕事利用でも抜群に安定】
リトルカブ用のパワースタンドを購入して装着してみました。メーカーはKITAKO(キタコ)さんですね。いつもお世話になります。
金額は約5,000くらいと、まあまあするんですが強度や安心感が非常に高いのが特徴ですね。
私の仕事ではスタンド命で、サイドスタンドの安定感は何より重要でした。
パワースタンドの取り付け方法
取り付けはちょっと癖がある
パワースタンドは純正のスタンドとは全く異なる位置に取り付けることになります。
スイングアームの付け根部分と、普段は使われていないホール部分に金具を入れてそれら2カ所で固定します。
スイングアーム部分はまだ良いのですが、ダルマナットを用いる写真右側の取り付けはコツが必要です。
ダルマナットは、元々ネジが切ってあるところに取り付けるわけではなく、空洞部分に締めつけて上手に噛むようにして取り付けるわけです。
バイク屋さんには、時々緩んでいないかチェックするようにと念を押されました。
パワースタンドの使い心地
KITAKOのパワースタンドはとても使い勝手が良い強力なスタンドです。
抜群の安定感
とにかく繰り返しになりますが、KITAKOのパワースタンドの安定感は抜群に高いです。そしてのメリットが唯一にして最大最強だと思います。
体感的にはノーマルのスタンドの3倍以上は安定感があります。適当にバイクから離れても「ぐりっ」とグリップしてくれます。
通常利用ではノーマルでも問題ないのですが、業務利用、特に配達などのスタート・ストップが多い仕事には必須と言ってもいいスタンドです。
2021年末頃から1年以上ずっと使い続けていますが、このスタンドによって助かったことは多々あります。
スタンドが立っていればいきなり倒れることはない
そもそもスタンドを立てていれば、バイクがいきなり倒れるということはほぼありません。傾斜があってズルズルと滑ることはありましたが、耐えてくれる時間が長いです。
以前に載っていたアドレス110のノーマルスタンドは、ズルっと聞こえたら一瞬でバイクごとバタンと倒れていましたが、カブのパワースタンドではそうはなりません。
注意点
KITAKOのパワースタンドは圧倒的な安定感というメリットはありますが、デメリットもしっかりあります。
取り付け部分が後ろなので慣れがいる
リトルカブ用のパワースタンドは取り付け位置が純正のサイドスタンドと比べて10cmくらい後ろに移動します。
最初のうちはスタンドを開くために結構後方に足を持っていくのに慣れる必要があります。慣れてしまえば問題ない程度のことですね。
前向への傾斜には弱い
パワースタンドの他のデメリットが、前方向への傾斜に弱い点です。後方への傾斜には比較的強いですが、前方だと倒れがちになります。
こうなっている原因はほぼ真横にスタンドが飛び出しているためです。このせいでほんの数度の傾斜でもスタンドが畳まってしまい、バイクが倒れる危険があります。
この回避方法は純粋に前方傾斜の場所を避けてスタンドを使うことですね。この感覚もしばらく使っているとわかってきます。
スタンドを下げっぱなしは危険
パワースタンドは安定感を出すためにとても丈夫な作りとなっていて、地面との設置部分もかなり広いです。
セーフティー機能も無いので、スタンドをそのまま立てて進んでしまうと、左に傾けた際にガンッと弾かれてしまいます。
当然のことではありますが、発進時にはスタンドをしっかりしまったのを確認してからスタートするのが絶対です。
まとめ
キタコ製パワースタンドはリトルカブにもピッタリで、スタート・ストップの多い仕事をされる場合や、ノーマルのスタンドが不安な方におすすめの商品ですね。
価格はそれなりにしますが、業務用途にも耐えられる高い耐久性と安定性を得られる、プロ仕様の製品です。
・メインのガジェット系ブログにて離島への引越し時の注意点やバイクの輸送についても扱いました。